2014年9月18日 (木)

文フリ大阪 収穫#6「救援箱」

「救援箱」 サークル名:救援信号
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カラフルな13のアイコンがならぶ表紙が目を
引いて、見本誌置場で思わず手に取った次第。
タイトルに「救援」とありながら、見返しに
「貴方を救援する箱ではありません。」と
但し書きがあるとこにニヤリ。
見本誌置いたその足でたったかスペースへ
行きましたとも。ええ、買いましたとも。

中身は筆者が学生時代、文芸部で書いた作品を
まとめられたもので、「街の底」からはじまり
超短編(2p)とかもありながら「街の蓋」まで
全13作。
毛色の違う作品ばかり+文庫サイズなので、
通勤のお供にたいそう重宝しました。

「私と猫と影」や「地上の魚」みたいに人と
人外とのやりとりする作品が結構ツボでしたね。
「地上の魚」、よもやバハムートが***とは。

あと「完璧なロボット」は超短編だけれども、
人によってオチの解釈がどう異なるのか、誰かに
読ませてみたい作品。

「死なない長谷川さん」。文芸部に「死なない」
長谷川さんがいるというお話。のっけから漂う
不穏感に反して、穏やかな部活動の描写が
なんとも「どうなるの」感がひしひし伝わって
ページをめくるのがとても楽しかったです。

サークル「救援信号」の第一作目&第一冊目
という短編集「救援箱」。
「二冊目が出るかは、僕の気力次第」とあとがきに
ありましたが、ぜひ巻を重ねてって欲しいところ。