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2010年7月15日 (木)

『ふたりの距離の概算』

我等が<古典部>の最新刊。
省エネの奉太郎を筆頭に相変わらずの面々ですが、
『遠まわりする雛』で発生した色々な変化が収束したり、継続中だったり。

今作では古典部に仮入部していた1年生が
突然「入部しない」と部室を去ったことから、
過去に遡ってその原因を探る話。
主としてマラソン大会で絶賛走行中の奉太郎が。

結末について言及は避けますが、
現在の関係を壊したくないがために流される、というのはこの話に限らず
多々あることで。
相手を思いやってあえて辛い言葉をかけられる強さは、年齢に関係なく
持つことが難しいもんだと思います。
誰かの唯一であることはかくも辛いものか、と苦いものを抱えつつ、読了。

ふたりの距離の概算』 米澤穂信 角川書店
ISBN 978-4-04-874075-3

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春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理...... [続きを読む]

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