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2014年4月17日 (木)

「応天の門 1」

表紙側の帯には「在原業平:京随一の歌人」
「菅原道真:学問の天才」とあって、真ン中に
「平安の最強バディ、ここに誕生!」の謳い文句。
「ほほー、面白そうだ」と裏も見てみたら、
 
 在原業平(38) → 京随一の女好き
 菅原道真(18) → 口の悪いエリートひきこもり

…ええと、ギャップひどすぎやしませんか?

そんな「応天の門」は平安京を舞台にした漫画。
ひょんな事から知り合った在原業平と菅原道真が
貴族がらみの事件を解決するっておはなしで。

勉学一辺倒。「人づきあい? なにそれ」という
道真と、酸いも甘いもかみ分けたダンディ業平。
このふたり、なにげに年の差20歳。
隣に並べば背丈は凸凹。見上げ・見下ろす間柄
ながら、なかなかどうしていいコンビです。
もっぱら道真が突っ込み役っぽいですが、時折
諭すような業平もまた、渋くて…イイ。

あと各話の合間に平安時代の用語説明もあるので
検非違使…あーなんだったっけかなー? それ。
みたいな怪しい記憶力には大層親切でした。

もえポイント:
・全編通してゆるぎない道真の三白眼。
・「お前が嗅げ」→「吐きますよ」のやりとり
・長谷雄にイラリとする道真。
・借りた漢書に「止まらず」照れる道真。
・業平が知り合いとわかって嬉しそうな道真パパ。
・扇で顔を隠しつつ、ニヤと笑う業平。
・深刻な顔して「わからん」とのたまう業平。
・「最後まで騙し切ってこそ」から続く業平の男っぷり。
・藤原邸で**をみつけたときのびっくり顔。
・そしてそのあとの流れるような口説き落とし。
…む、いかん。後半の業平度がやばい。

読み終えて「この絵柄、なんかどっかで見たこと
あるよーな」と思って調べてみたら「とかげ」を
描いた人だったので、嬉しいおどろき。

「応天の門 1」 灰原薬、新潮社

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