音楽 Feed

2013年12月15日 (日)

「サンタマリア」【音楽布教】

米津玄師さんのメジャーデビュー曲。出てからかなり
経ってますが先日ようやく仕入れた次第。

・サンタマリア
 MVの印象が強いからか、聞けば脳内上映必死の
 中毒曲。絵本のふたりとか、米津さんのもさもさの
 首もととか、もれなく脳裏によぎりまくります。
 個人的には「いま呪いにかけられたまま二人で…」の
 くだりが好き。退廃的ながらもやさしい。
 米津さんの絵がこわくてきれいなのは「diorama」から
 思ってることで。今回も「あなた」の端正な鼻先に
 ときめいたり、サボテンかじる絵にぞっとしたり。
 初回限定盤は絵本つきだったそうで。今さらながらに
 くやむ。ぐぬう。

・百鬼夜行
 早口なことはなはだし、まくしたてることにぎやかし、
 なナンバー。
 しかしまぁよく舌がまわるもんだね。特にサビ。舌噛むて。
 なんとなく寂れ気味の歓楽街の飲んだくれの歌に
 思うのは私だけか? うだうだぐるぐる酔ってくだ巻く感じ。
 「こんな具合になったのは、誰のおかげだろうか」。
 誰のせいとしないトコに皮肉効いてんな、と。

・笛吹けど踊らず
 「サンタマリア」目当てで仕入れたけど、一番好きな曲。
 ベース音というの? 始終ついてまわるミョィーンって
 音がツボ。
 「俺」が閉じ込められたとこは取り調べ室なのか、
 はたまたヤ○ザの組事務所なのか。
 「そのあとは、そのあとは…」がどんどんうやむやに
 なるくだりは「diorama」の「Black Sheep」を思い出す。
 酩酊じみたへろへろ感。歌としてはどうなんだって声も
 あるかもですが、個人的にゃ好きです。
 
 …んで、結局「俺」は昨夜酔ってなにしたの。

2013年7月18日 (木)

「千年幸福論」【音楽布教】

こないだ日記で書いたamazarashiの「空っぽの空に潰される」を
どうしても手に入れたくて、レンタル屋とブック●フをめぐるも
見当たらず。「てやんでいっ!」と通販したブツが届いた次第。

アルバム「千年幸福論」は「空っぽの~」ふくめ全12曲。

どれも飾らずにまっすぐというか。こっちにつきささってくるな、と。
のっけの「デスゲーム」のサビ入りで後頭部ぞわっとしたものね。

逃避を想いながらも、どこか冷徹に現実をみているような。
語るような、振り絞って呟くような歌もあり。
この人、歌わずにおれないんだろうな、とか思ったり。

ブックレットは歌詞のとなりに詩篇がついてるんですが、これまた
歌の裏側というか、さらに深いことばなわけで。

かならずしも耳に心地よく、ノれる曲ではないです。ただただ芯に
迫る音であり歌だな、と。
きっとコレのめりこみすぎると危険だ。ああでも、こないだ聞いた
夏を待っていました」もいいんだよなぁ。ううん(悩

2013年6月30日 (日)

「女学生探偵ロック」感想2

1回で終わるかと思ってたら、それぞれの曲で思ったことをつらつら
書いたら思いのほか長くなったので2分割。ええ、2分割。

#09 横濱遊廓迷楼事件
 第3の事件。
 「カタトキモ」からの落差にビックリするぐらいノリw
 歌詞で総天然色は分かるにしても、400系といわれて「?」。
 ザッと調べたら国鉄時代の蒸気機関車だそうで。
 んで、事件は能面島から一路、横浜へ。どうやら遊郭で花魁が
 失踪した模様。虎虎…は酒呑んで大虎ってことですかね? 
 「もっとはやく」からの転調がいいなあ。
 ところで、400系調べるついでに横浜遊郭についても見てみたら
 「港崎遊郭(みよざきゆうかく)」ってのがあったみたいですね。
 で、Wikipediaからのリンク先で写真を見れたんですが、
 「遊郭」で連想する弁柄格子とは全然違った。むしろばりばりの
 洋館。さすが横浜、と思った次第。

#10 こっちむいてほい (ニコ動youtube
 脳内でもれなく桃色の動画が再生される1曲。
 ひばりちゃん可愛い。あと先生いいおしりw
 ただまぁ始終この勢いで「せんせ、せんせっ」とまとわりつかれたら、
 「せからしかぁっ!」と怒るよなふつうは。
 なにげに我慢の人なのか先生? とか思ってたら、動画の説明に
 「やかましい。おさげ引っこ抜いて庭に植えるぞ」とあった。
 ……前言撤回。先生大層短気です。
 2サビの最後で「あら(やだ)もう強引なせんせっ」で先生が何を
 したかがとても気になる…いったいなにしたの先生(ビクビク

#11 梅花繚乱
 これ聞くまで先生はドSで鬼畜で変人だと思ってました。まぁ実際
 ドSで鬼畜で変人なので間違っちゃいないのだろうけど。
 梅花繚乱で淡々と紡がれる言葉が、いつもの先生とは―――
 もう別人かと思うほどにやさしいわけで。
 「せめて雲雀が泣かぬよに/いつか雲雀が飛べるよに」とか。
 いつか自分を越える探偵になってほしい、ってことですか?
 で、それまで隣に居なさい、と……あぁ、くそ。ぐっときたじゃないか。
 なんというかいろいろと衝撃を受けた曲。

 しかしながら、ふらふらと危なっかしいひばりちゃんの珈琲運び。
 きっと一度は珈琲を原稿の上にぶちまけられたに違いない。あと、
 なんだかんだでひばりちゃんが居る方が筆が進むに一票。

#12 云わぬヶ花・吽
 幕間そのに。
 不気味な洋館を前にたじろぐおさげの段。
 そしてビビるひばりちゃんに嬉々として(←ここ重要)館の来歴を
 語る先生。生き人形云々でのくだりはまさに阿吽の呼吸。
 「ばらっばらにしてみたい」→「ひぃ、先生が悪人面してる!」に笑った。
 いいコンビだよほんとに。
 てっきり会話だけかと思いきや、なんと異国人形館のダイジェストが
 入ったからこれまたうれしい驚き。
 動画にあった「先生」「どこだ!」「先生」「ここだ!」がフルボイスで
 聴けたのが至福。

#13 異国人形館殺人事件 (ニコ動youtube
 第4の事件。
 動画の背景に使われてた小文によると、どうやらひばりちゃんの
 学友からの依頼だそうで。
 先生と向かった先は人形だらけの異国人形館。生き人形の噂が
 あるこの場所で人形が人を殺したってんだからさぁ大変。
 んで推理してたらひばりちゃんが館の隠し通路とかに入っちゃって
 先生とはぐれたとかそういう感じ?
 あれを「縦」にこれを「横」は何らかのカラクリを動かす手段?
 「人形」がそのまま人形とは思えないなぁ。「繰り糸断ち切るの」と
 あるから、何らかの理由で館に隠されて生きてきた人間?
 人形と紛うなら金髪碧眼とか? はてさて? 妄想は広がるなぁ。

#14 誘蛾~名探偵育成計画~
 ふたたび怪盗大鴉のターン。
 飄々としながらも、あちこちに事件の種をまいて、芽吹くのを待つ
 というアレな面もちらほらと。
 「敵がないなら作れば良い、謎がないなら造れば良い」で
 山口芳宏さんの「豪華客船エリス号の大冒険」を思い出した次第。
 ちょっと方向性はちがうけれど、夜叉姫もそうだったなぁ、と。 
 そして、4つの事件を舞台にした探偵の知恵比べもひとまず終幕。
 とはいえ、まだこれからも邂逅はありそうな感じですね。
 中毒フレーズ「咲いた咲いた! 先生遊びましょう」。やたら無邪気
 だけどそれが逆に怖いよ。

#15 ふたりがけ安楽椅子
 なんともふんわり春っぽい1曲。
 前半ひばりちゃん、後半はせんせいの独白っぽいな。
 「背伸びして選んだ本が/いつか君を大人にする」とか。ものっそい
 お父さん目線じゃないですか先生! 梅花繚乱でも思ったけどw
 あと、サビにある
 「はらひら舞う青春は睫毛に残った泪~名残もなくそれでいい」。
 これ、なんとなくだけど先生が書いた小説の一文のような。
 それがひばりちゃんの「お気に入りの頁」だったり、とか?
 「だから書くことやめないで」がとても彼女らしくていいな、と。
 どこまでもまっすぐでひたむきな女学生探偵。
 さてさて、捻くれ先生はこの言葉にどうこたえたのかね? なんて。

#16 ナゾハスベテトロケタ
 アルバムの結にして神保町遊歩の対。
 はらはらとページをめくる音があとまた雰囲気違っていいなぁ。

蛇足
 どうやら先生の口癖のような「云わぬが花」。
 辞書では「不言花」としての例文に坪内逍遥『当世書生気質』の
 「作者が自儘の考案もて、いはぬが花か、読む人が自得(さと)るも
 花よ」ってのがあって、ここからの引用かなと思ったり。
 というのを踏まえて感想は的っぱずれの推測含めて書きましたw

そんなこんなで「女学生探偵ロック」の感想はこれにて終了。
どれもこれもかなり中毒曲なので、ぜひともご視聴あれ!

「女学生探偵ロック」感想1

6月26日発売、てにをは氏の「女学生探偵ロック」。
幕間含めた全16曲、全部まるっと勝手な考察ふくめて感想。

なお古書屋敷、異国人形館、能面島、こっちむいてほい は
すでに動画版を見てるんで、多分に映像ありきの感想です。
あしからず。

#01 神保町遊歩
 アルバムの序。
 インストルメンタルかと思いきや最後に「みなまでいうな」と
 囁かれてゾクッとした。び、びっくりするじゃないかっ!

#02 探偵ロック
 タイトルどおりロックなナンバー。曲の入りからノリがいい。
 クイーニアンやシャーロキアン、倒叙モノなど、歌詞の随所に
 推理ものの用語が組み込まれてます。
 「読者への挑戦なんだって」云々は先生の書く推理小説に
 ついてかな?  あとがきに平気でトリックとか書きそうだしw
 あと、原稿丸めて屑籠に、担当さんには居留守ばっか。
 知らない間に机にいないとか、ありありと想像できて笑える。 

#03 怪盗大鴉
 鏡音のレン君ボイスの怪盗大鴉のターン。
 帝都を飄々とかき回すってのがよく分かる軽快な1曲。
 英語ふくめた言葉あそびはアルバム中で一番じゃなかろうか。
 レン君の声がけっこう低い目なので、心地良いです。
 「乗っ取れ乗っ取れ乗っ取れや」からはじまるサビ部分、
 最後の「Kidding me Killing me」が大層格好良い。 

#04 古書屋敷殺人事件 (ニコ動youtube
 第1の事件。
 名のある屋敷の後継ぎが首吊つってお家断絶の一大事。
 遺書はどこだ稀覯本はどこだ、それ探せやれ探せって感じ。
 絞殺/考察、家紋=ComeOn みたく言葉の重ねがけが
 クセになる。阿破破。おさげ探偵のひばりちゃんがあちこち
 駆けずりまわって、でも結局最後は先生に泣きついたっぽい?
 事件としてはどうにも三姉妹があやしいとは思うものの、
 歌詞にあるとおり「トリックに気づかない」w

#05 密室書庫
 第1の事件の裏側。
 どこか歌詞に諦観、厭世感がただよう1曲。
 探偵の来訪も「ようやく」とあったので、脅迫文も自作自演?
 犯行時間を謀ったの誰? 貉(むじな)の婿取り→決して
 望んだ婚儀ではなかった? 神社で逢引したのは誰? 
 断片的な情報は多々あれど、蔵書もろとも身を焼きおひらきに。
 転調もあってか、どこかせつない1曲。
 最後の「みなまでゆーな」がやけに哀しくひびく。

#06 云わぬヶ花・阿
 幕間そのいち。
 トランクひとつから先生の取材先を推理するの段。
 ひばりちゃん(cv.石原夏織)が披露する推理の数々を、
 きっとニヤニヤしながら聞いてたに違いない先生(cv.井上和彦)。
 なぜって? 間違いを指摘する声がとても嬉しそうだからです。
 このドSめっ!
 とはいえそんな先生も「連れてって」と駄々こねて肚決めた
 女学生にはさすがにうろたえるようで。
 まぁ「折り畳んでください!」と迫るほうも大概ですがねw
 すったもんだのあげく2人は一路能面島へ。

#07 能面島神隠し事件 (ニコ動youtube
 第2の事件。
 幕間のあとだと余計に「置いていっちゃうなんてヤですよ」に
 ニヤニヤと。そして先生、自分のニヤリングが「悪い顔」だと
 自覚してたのねw 
 東京の南南東20キロに位置する能面島。
 数年ぶりの秘祭で起こった神隠し。現場に花柄アッパッパーと
 あるから消えたのは女性か。でもって「どっちなのどっちなの」と
 いうのなら双子?
 先生が推理に耽溺する間に今度はひばりちゃんが神隠し?
 それぞれが怪盗大鴉とのご対面。
 懐旧譚とあるので大鴉が能面島の因習なんかをひばりちゃんに
 聞かせた風ですね。その上で「手掛かりほしいか名探偵?」とか、
 どんだけいけずw 対して大鴉に「解けるかな」と迫られても、
 最後は口の端を上げる先生がすてき。
 中毒フレーズは勿論「作家先生 暴君 変人 阿破破ノ破」。

#08 カタトキモ
 第2の事件の裏側。
 最初に「探偵様、先生様」と呼びかけているから、事件のすべてが
 分かったあとでの犯人の独白かな?
 生涯はずせぬ仮面をかぶり、鬼と祀られ、神と化し、それでも
 外の世界に憧れて---「年頃のかんばせ隠し」とあるので
 娘さんか。
 これ聞いて、なぜか京極夏彦氏の「女郎蜘蛛の宴」を思い出した。
 最初の「蛍みたいに飛んでった」と中盤の「咎人の末路は哀れな
 くらいでいい」で、どうにも最後は身を投げたのか、と。
 鏡音のリンちゃんの声がまたあうんだなこれが。可憐な1曲。

>>> 「女学生探偵ロック」感想2へ

 

>>> 「女学生探偵と偏屈作家」感想へ

2013年4月29日 (月)

米津玄師 「サンタマリア」

「diorama」でハマった米津さんのファーストシングルが出るよー。

5月29日発売の 「サンタマリア」っ!

MVが出てるのでぺたり。


YouTube: 米津玄師 「サンタマリア」MV

「diorama」の時も思ったけど、やっぱこの人すごいわ。
絵ぇ描けて音つくれてなおかつ歌えてって、ねぇ?

MVのなか、サボテンをかじるシーンでとりはだ。
いや、怖いとかそう言う方面ではなくて、なんとも「らしい」
絵だなぁということで。
あと面会室で向かいあう白い人がとても美人。すごく美人。

ちなみに、この情報知ったのが先週なかばで、週末車を
転がしてたらラジオから聞こえてきて驚いたw よもや
リクエストがかかっているとは思いもよらず。

初回特典ではMVでめくってられる絵本つきのやつが
あるそうなんですが………ものっそい悩むぜ。

【音楽布教】米津玄師「diorama」 
「diorama」 感想(1) 感想(2)